雑学!「赤い筋肉」「白い筋肉」って何? 筋肉は遺伝で決まる!?
筋肉は大きく分けて「遅筋」と「速筋」の2つのグループに分かれています。
遅筋とは?
遅筋は収縮速度が遅く力も小さいですが、スタミナがあるのが特徴です。
マラソンランナーやトライアスロン、長距離水泳選手がこのタイプですね!
遅筋はミオグロビン、チトクロームという赤いタンパク質を多く含んでいるため、「赤い筋肉」と呼ばれています。
これらの赤いタンパク質が、酵素を筋肉に取り込むことで長時間のエネルギー生産を助けています。
だから遅筋はスタミナがあるのです。
速筋とは?
一方、速筋は収縮速度が早く力も大きいですが、スタミナがないのが特徴。
短距離ランナーやハンマー投げ、重量挙げの選手がこのタイプになります。
速筋はミオグロビンもチトクロームも非常に少なく、筋繊維が白っぽい色をしているため「白い筋肉」と呼ばれています。
遅筋と速筋の割合
また、人間の場合は筋肉の比率が平均して速筋50%、遅筋50%なので面白いことに筋肉全体がピンク色になっています。
オリンピックレベルの短距離走選手は、身体の筋肉の80%近くが速筋と言われています。
それに対してマラソン選手は、80%近くが遅筋だと言われています。
確かに体格のタイプが違いますね。
そしてこの遅筋と速筋の割合は遺伝によって大きく左右されるとの研究結果も出ています。
え!?才能がなければどれだけ鍛えても意味ないの??
と思う人もいるかもしれません。
確かにトップレベルのボディービルダーにでもなろうと思えば遺伝や骨格にも恵まれてないと難しいでしょう。
しかし世間一般にマッチョと呼ばれたり、スポーツジムで一目置かれるぐらいの体なら努力さえすれば誰でもなれます!
今は様々なトレーニング方法が確立されていますし、サプリメントも昔と比べてとても充実しています。
また、本格的に体づくりをしたいのであれば、トレーニングの内容は勿論ですが、サプリは必須です。
僕自身も、元々は持久力型でトレーニング前は体重が50kg程度の貧相な体でしたが、トレーニングと食生活の改善、サプリメントを併用したことで今では20kg程体重も増えました。
おかげで周りからは筋肉バカと呼ばれるぐらいになれました(笑)
つまり僕がお伝えしたかったのは、正しいやり方でトレーニングをすれば、どんな人でも変われるということです。
次の記事では、その正しいトレーニング法(筋トレを始める前にこれだけは知っておきたい!~前半~)をお伝えしていきます!